Profile of coolsville

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奥村 隆司 takashi okumura 
1960年静岡県浜松市生まれ、浜名湖「弁天島」育ち。
父、母が調理師で鈴木自動車の保養施設を運営していた為、子供の頃から他人に囲まれ、厨房で食事をしてきました。
桑沢デザイン研究所インテリア卒
プロダクト(商品)、インテリアの企画デザインをしています。
「文房清玩」の茶道具書道具職人です。

桑沢デザイン研究所を卒業後、プロダクト、インテリアの企画設計に従事して来ました。長年、裏方人生ですが、バブル前の勢いのお陰で、1店舗が3店舗、3フロアーが一棟丸ごと、最後は都心の大型商業ビル企画設計コンサル業務を長く続けておりました。その後、伊住政和氏(茶道裏千家15代御家元御次男)の会社「創園」で開発役員として茶庭文化をテーマとした商品開発、イベント、教育事業を実務で行いました。苔盆栽や、しつらえものを独自に開発し、都内百貨店、全国専門店で直販し、バイヤー対応、現場販売を経験しました。苔盆栽が世の中に氾濫する切っ掛けを作ったと思います。伊住氏の急逝に伴い独立、現在に至ります。自らの経験を元に広く、産地事業にも関わり、食品開発まで仕掛けています。
デザイナーと言うと、お洒落なグラフィックだけ考えている様に思われますが、個人オーナーやデベロッパー、消費者と相手がいることが前提であり、その思いを汲み取れるかが一番のノウハウです。その手法はあらゆるジャンルに繋がります。答えの本質は相手にあり、カウンセラーの様なものです。賞を取って何かとすぐ自分の作品と言うデザイナーもいますが、裏方が長い身としては、人のお金で自分の作品を作る人達はどうでしょうか。また、今はアートもデザインも一緒にされてしまいますが、桑沢を出てますので、アート、工芸、デザインは区別しています。デザインは条件整理や万人受けに比重が高く、それを無視はできません。デザインでも有名な先生の作品と言うものもありますが、それはアートに含まれるのではないでしょうか。一方、作品と商品を混同している作り手が多くいます。商品はマーケティングからと大げさには言いませんが、最低限ターゲットを設定して、市場性、機能性、余計なコスト削減努力を自ら行う必要があります。その上で「有りそうで無いもの」でないと売れません。
デザインを頼まれる場合、まず、条件を整理して読み込み、いろいろな可能性を思い描き、冷静に収束させます(ここまででコンサルタントは終わりでしょうが、デザイナーは残念ながらサービスです。)
その上で具現化するために設計し、最後はコストや機能性の修正、売る努力(3年は思いを込めて売る覚悟が必要)と成ります。
お金や時間を掛けて商品の可能性や、市場性をリサーチすることができないケースばかりで、独自に相手を考え思い悩みます、この努力は解ってもらえないものです。また、設計することも簡単にやっている様でとても大変です。どこかの写真を持ってきてまる投げするなら簡単ですが、「有りそうで無いもの」を一から作るのですから・・・
「有りそうで無いもの」と言葉は簡単ですが具体的な案を出すことは大変なことです。
昔は人のものを見るなと良く言われましたが、今は著作権もあり、ものも知りつつ独自性を出さなければ成りません、良いもの悪いものを見て感性だけ学ぶことは大変難しいことです。手を動かしたり、写真を撮ったり、パソコンでいろいろなソフトを使ったりと、できることは何でも自分でやることの大切さがあると思っています。結局、裏方で何でも屋になってしまいますが、全くやったことの無い仕事ばかりいただけるのが自慢です。
「風流生活」の岡部泉さんが奇しくも裏方人生と仰っていましたが、あれだけセンス良く、自ら何でもやってしまう方が裏方とおっしゃるのですから、裏方も捨てたものでは無いです。





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